株主優待制度 hospitality programs for stockholders 2003 8 16

 最近は、多くの企業が、個人株主を増やすのに積極的であるが、
投資家にとっては、あまり気にならない配当金や株主優待制度も、
個人株主にとっては、大いに気になる問題でしょう。
 個人株主を増やしたいと考えるならば、
配当金や株主優待制度を充実させる必要がある。
 さて、株主優待制度については、基準日というものがあり、
その日までには、株主となっている必要がある。
株主になるには、基準日の4営業日前まで、株式を購入する必要がある。
8月が株主優待制度の基準日となっている場合は、
8月25日が最終日となる。
 しかし、最終日に売買をするのは、株式投資のベテランならば、ともかく、
一般の人には、あまり勧められない。
一般の人は、余裕をみて、最終日よりも数日前に株式を購入する方がよいでしょう。
 この基準日は、3月が最も多く、次いで、9月が多い。
しかし、8月には、生活に関係する企業の基準日がある。
 主な例を挙げると、以下のとおり。
8231 三越
8233 高島屋
8234 大丸
8235 松坂屋
8237 松屋
8244 近鉄百貨店
8261 名鉄百貨店
8197 東急ストア
8263 ダイエー
8267 イオン(基準日が8月20日なので、日程的に無理)
8274 東武ストア
 こういう企業の株主優待制度とは、だいたい、買い物優待券になっている。
その他として、
9601 松竹
9602 東宝
9861 吉野家
 注意する必要があるのは、以下の点に注意する必要がある。
買って安心な銘柄か。
買う日程。
買うタイミング。
こういう問題があるので、証券会社に、よく相談する必要がある。
 最終的には、自分で判断することになる。
自分で判断することが、資本主義社会のルールです。
 他人任せにする、他人に管理してもらう、
こういうことは、
社会主義社会や共産主義社会の特徴です。

参考文献
「株主優待 大図鑑」主婦の友社 定価600円 2003年下期
注意 必ず、この本をよく読んでから、株を買うこと。